10・17 B型肝炎訴訟全国一斉学生シンポジウムin北海道
〜実態を知って、差別・偏見をなくそう〜
(1)場所:札幌芸文館(旧厚生年金会館)4階 黎明の間
10・17B型肝炎訴訟全国一斉学生シンポジウムin東京
〜この涙を止めるために、同じ涙を流させぬために〜
(1)場所:四ッ谷 主婦会館プラザエフ9階
(2)プログラム(予定)
14:00〜開会
14:05〜ユーストリームorスカイプ
14:15〜学生発表@〜B型肝炎とは何か〜
14:30〜弁護団報告〜B型肝炎訴訟の現状〜
14:50〜原告の話
15:10〜休憩
15:20〜学生発表A〜朗読劇〜
15:50〜学生発表B〜活動報告&学生からの提言〜
16:20〜来賓挨拶
16:45〜閉会
(3)企画内容のテーマと説明
◆「B型肝炎とは何か」
まずはB型肝炎という病気について知ってほしい。なぜなら、B型肝炎の正確な知識(とくに感染経路・感染原因について)がないことが、差別や偏見につながっていると考えられるからです。そこで、医学部を中心としてB型肝炎についての正確な知識をわかりやすく解説し、差別・偏見の根絶を呼びかけます。
◆「朗読劇」
B型肝炎訴訟に興味を持っていただき協力していただくには、原告の方のお話を聞いてもらうのが一番だと思います。彼らの体験を感じることができれば、誰もが私たちの活動を理解してくれる、そう信じています。朗読劇を通して、原告の方の体験を臨場感をもって体験していただけると思っています。ちなみに、今回は新しい脚本です。
◆「学生からの提言」
私たちは学生です。原告でも、弁護士でもありません。だからこそ、彼らとは違った視点に立ってこのB型肝炎訴訟という問題を見ることができます。詳細は未定ですが、この問題がなぜ起こってしまったのか、を中心に考察し、次の私たちの行動、国の政策につながるような提案をしていこうと考えています。
10・17B型肝炎訴訟全国一斉学生シンポジウムin大阪
〜国の対応・差別なんでやねん!!〜
(1)場所:創建本町ビル(堺筋線堺筋本町駅から徒歩1分)
(2)プログラム予定
14:00〜開会
14:05〜ユーストリームで全国と中継
14:15〜Q&A・街頭アンケートの結果発表
15:05〜弁護団による訴訟の説明
15:20〜学生による朗読劇
15:50〜原告による被害の声
16:10〜ミニコンサート
16:30〜閉会
(3)企画内容と説明
◆Q&A・街頭アンケートの結果発表
私たちは、今回のシンポジウムのために街頭アンケートを取り、世間の人たちのB型肝炎訴訟に対する認知度を調べました。そして当日には、街頭アンケートの統計を発表します。参加して頂いた方々に、世間の人がB型肝炎訴訟について何を知っているのか、又は何を知らないのか、を出来る限り正しく伝えたいと思います。
また、双方向形式にしたいと思ったため、Q&Aで街頭アンケートと同じ質問を会場でもする予定です。その上で、B型肝炎・B型肝炎訴訟に関する知識をパワーポイントなどを使いながら説明していきます。
目標は「参加者の方々がシンポジウムから帰ってから、周りの人に説明できるぐらいB型肝炎訴訟について知っていただくこと」です。
◆学生による朗読劇
私たちは原告さんの被害の実態をよりたくさんの方に知っていただくため、実際の原告さんをモデルとした朗読劇を作り、4月の市民集会(大阪)や最高裁判決4周年集会(東京)などで発表してきました。
当事者では言えないような辛い思いも、私たち学生なら伝えることができる。そういう気持ちで、少しでも多くの人にB型肝炎の被害を知っていただくために、シンポジウムで朗読劇を行います。
10・17 B型肝炎訴訟全国一斉学生シンポジウムin福岡
〜生きてみんなで解決を!早期和解成立へ向けて〜
(1)場所:西南学院大学チャペル(福岡市営地下鉄西新駅から徒歩5分)
(2)プログラム(予定)
14:00〜開会
14:05〜スカイプorユーストリーム
14:15〜「出前授業B型肝炎って?」(約50分)
15:05〜休憩(10分程度)
15:15〜「B型肝炎と向き合って〜負けられない戦い〜」(約50分)
16:05〜「検診の呼びかけ」(約15分)
16:20〜支援者団体,来賓の方のあいさつ
16:45あたりからスカイプorユーストリーム
(3)企画内容のテーマと説明
◆「出前授業 B型肝炎って?」
私たちの企画のテーマは「B型肝炎訴訟を究極にわかりやすく!」です。スクール形式の模擬授業で学生が講師と生徒を演じてわかりやすく解説をします。より身近に感じられるように会場参加型で進行します。差別や偏見は知らないことから生まれます。よりB型肝炎について知っていただきたいので、難しいことも分かりやすく伝えたいです。またB型肝炎訴訟の状況について知っていただくことで関心をもってもらい、解決に向けて世論を盛り上げていきたいと考えています。
◆「B型肝炎と向き合って〜負けられない戦い〜」
「原告は本当に命を削りながら闘っている」そして「もう命の時間がない、早期解決が必要」をテーマに、B型肝炎ウイルスによって肝癌になり余命宣告までされたが、それでもこの裁判で被害回復のため、そして全国の肝炎患者救済のために全力で闘う九州原告のノンフィクション物語です。実際に原告さんにインタビューした映像と、学生らしい絵を交えて原告の闘いを描きました。この映像を見た人に、原告の苦しみや苦労、闘い様を知ってもらい、知って共感することで、何らかの形でこの訴訟を応援してもらえたらなと思います。
◆「検診のよびかけ」
わたしたちは学生が実際に肝炎検診を受けている様子を通して、肝炎健診を受けたことがない若い人たちにも検診を呼び掛け、B型肝炎という病気のことを考えていただく機会づくりをしようと考えています。
日本におけるB型肝炎のキャリアは、全国民への回し打ちや母子感染の結果として80万人存在すると推定されていますが、自覚症状がないため、適切な時期に治療を受ける機会がなく、本人が気づかないうちに肝硬変や肝がんへ移行する感染者が多く存在することが問題となっています。
肝炎検診はいま各自治体で無料で受診できます。みなさんも肝炎検診を受けに行きましょう。